航空無線通信士の上記資格と下位資格とは?
航空無線通信士とは、総務省が管轄する無線関連の国家資格のひとつですが、航空機内に開設された航空機局や地上に開設された航空無線局などの無線設備を操作するために必要な国家資格です。
航空無線通信士の上記資格としては、第一級総合無線通信士・第二級総合無線通信士があり、下位資格には航空特殊無線技士があります。ちなみに航空特殊無線技士を取得することによって、航空無線通信士試験における「電気通信術」の実技試験が免除になるため、その分、有利になると言ってよいでしょう。
航空無線通信士の受験資格は特に制限がなく、年齢・性別・学歴などに関係なく、誰にでも受験できます。航空無線通信士を取得することによって第4級アマチュア無線技士に相当する無線操作を行うことが出来ます。さらに「無線従事者」として「甲種消防設備士」の受験資格を得られるため、その点での取得価値が大きい資格と言えるかもしれません。
航空無線通信士の試験科目は、無線工学・法規・英語・実技試験(電気通信術)の4科目があります。試験は6月と12月の年2回実施されますが、その合格率は4割〜6割程度であり、やや難易度が低いと言えるでしょう。
資格取得後は、管制官と通信をしたり、機上搭載レーダーの操作などが行えますが、難易度が低いだけに、現状はパイロットや航空管制官などが航空無線通信士資格を併せて取得しこれらの業務を兼務していることが実情であり、航空無線通信士の資格保持のみでの就職・転職は難しいのではないでしょうか?
航空無線通信士の試験準備にあたっては、電気通信振興会から出版されている航空無線通信士版の無線従者養成課程用標準教科書の無線工学・法規・英語の3冊が推薦されていることが多いため、特に苦手科目については購入を検討してみると良いでしょう。
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